【幼児知育】「かずの概念」を理解する3つのステップと知育遊び

【2~3歳児の知育】「かずの概念」を理解する方法と知育遊び

小学校に入った時に、算数でつまずいて欲しくない
2~3歳からできる知育はないの?

プログラミング教育など理系教科の重要性が高まってきて、算数が得意な子どもになって欲しい。そう考えているパパ・ママは多いのではないでしょうか?

でも、

いつから?

どんな知育をやればいいか分からない・・・

という疑問をお持ちのパパ・ママは多いのではないでしょうか?

この記事では、3~4歳の幼児さん向けに算数の基礎となる「数の概念(数と数の量)」を理解する知育遊びをご紹介します。

この記事を書いた人

現在、小6と6歳の2児のパパ。知育に目覚め、様々な知育教育を行う。プリントも手作りし、サイト上で無料にて配布しています

下の娘は、小学校入学前に2桁の足し算・引き算・ひらがな・カタカナの読み書きをマスターできました。

2~3歳の幼児さん向けなので、普通のご家庭で遊びながらできる方法をご紹介します。

幼児向け通信教育のススメ

家庭内で1から10まで知育教育を行うのは大変です。我が家のような共働き夫婦の場合はなおさら。

そんな時は、幼児向け通信教育の力を借りるのはいかがでしょうか?

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【幼児知育】「数の概念」を理解するとは?

数字の概念を理解するとは?

数の概念とは、

1から10まで数えられる
「1」という数字を見て「1つ」ものがある事を理解する
「2」と「5」はどちらが多いかを理解する
「5」は例えば「2」と「3」で構成される

といった事です。

かずの概念は、小学校に入った時の算数で必ず必要になる知識です。

パパやママの中には

「早く数を数えられるようにしないと…」
「まだ数字が読めなくて大丈夫かな」
「足し算や引き算は早くできた方がいいの?」

といった不安がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、2歳から焦ってプリントやドリルを使うのは子どもの負担が大きい場合も。

まずは、日常生活や遊びを通じて理解する事をおすすめします。

3~4歳の幼児さんが「数の概念」を理解するための4ステップ

幼児さんにとって「数の概念」を覚える事は非常に難しいです。

小学1年生で本格的に学び始めるので当然といえば当然。2~3歳で理解せよ!!という方が無理なお話。しかし、工夫次第では小学校入学前に数字の概念を身に付ける事は十分可能です。

2~3歳のうちから「数字の概念」意識をして子どもとコミュニケーションをとることが重要。年長さんの時点で理解することを一つのゴールととらえるのが良いと思います。

少しの工夫で、年長さんになれば1年生の算数は解けるようになりますよ!!

そのためには、「数を数える」「数字の理解」「数量の理解」の3つの理解とこれら「3要素を一致させる事」を意識することが重要です。

それでは、さっそく4つのステップに分けてご説明します。

【幼児】数の概念を理解する①数を数える

言葉で、「イチ、二、サン、シ、ゴ」のように数を唱えることです。

幼児さんが数に興味をもったときに一番最初に表れるもので、数や数字を理解する上で大切な基礎となります。

最初は、意味が分からないまま、リズムに乗って覚えていきます。

最初は、お風呂で10まで数える練習をしましょう

【幼児】数の概念を理解する②数字の理解

数字の理解です。「1」という数字を見て「イチ」と読めるようになる事です。

幼児さんは、好奇心の塊。1~10までリズムに乗って唱えることが出来たら、数字を読めるようにします。

数字の理解におすすめなプリントは「数字塗り絵プリント」です。1から10までの数字の塗り絵を通じて数字に慣れ親しむ事ができます。

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<幼児向け無料知育プリント>数字塗り絵で「1~10」までの数字に慣れる

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【幼児】数の概念を理解する③数量の理解

1つ、2つ…といった物の個数を表す数のことを指します。オモチャを指して、「これは1つ」「あれは2つ」などが言えるようになる事です。

数量の理解に役立つプリントは「イラストと同じ数を色塗りする」プリントです。こちらもあわせてご利用ください。

【幼児】数の概念を理解する④3要素を一致させる

幼児さんが数字の概念を理解する

3要素を一致させる。というと少々大げさですが、3個のりんごを見て、「サン(数える)」=「3(数字)」=「3個(数量)」のように、全てを一致させられるようになる事です。

数字と数を一致させる練習に役立つのが「かずを数える練習」のプリント。

無料知育プリント「かずを数える」
<幼児向け無料知育プリント>かずを数える

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ここまでできれば、「数の概念」の基礎を身に付けたと言えます。

3~4歳の幼児さんが「かずの概念」を身に付ける知育遊び

知育遊び①1から10まで数を数える

最初のステップは数を言える事です。数を数えられないと、「数」と「数の量」を覚える事は出来ません。

普段の生活の中でも、数を数える場面は沢山あります。

  • お風呂に入っている時
  • ブランコを押す回数を数える
  • 競争をする
  • お菓子を上げるとき

あと10回押したら、次のお友達にブランコを代わろうね!!

10まで数えられるようになったら、もっと大きな数に挑戦。経験上、子どもは大きな数が大好きな場合が多いので20、30、100とどんどん数を大きくしていきます。

ポスターがあると指さしをしながら数えられるので便利。

同時に、逆に言えるようにもなりましょう。

10~9~8~7・・・と最初は10からスタートし、徐々に数字を大きくしていきます。

知育遊び②おままごと

2~3歳の頃であれば男女関係なくおままごとは大好き。

おすすめなのが、キッチンや買い物系のおままごと。

ピザを2つとって!!

牛乳を3本飲みましょう

といった声掛けをしながら、「かず」と「かずの量」を一致させる遊びをしていきます。

余裕があれば、ピザ2つとピザ1つ合わせていくつ?

という風に簡単な計算も取り入れていきましょう。

知育遊び③すごろく

すごろくは6までの「かずと数の量」を覚えるのにぴったりな遊び。

サイコロの目の数だけ前に進むので、何度かサイコロを振ったり、他人の動きを見ながら自然と数を覚える事ができます。

また、サイコロを2つ使えば足し算も覚える事ができますね!!

すごろくのいいところは、ルールを守る練習にもなる点です。小さい頃は「勝ちたい」あまりにズルをしたり、親がわざと負ける事もあります。

しかし、サイコロは時の運。。。

手加減をすることが出来ず、ぼろ負けする可能性もあります。

しかし、負ける体験は非常に大切。

息子が小さい時は、負けたのが悔しくて大泣きしたり、逆に、負けるのがイヤだからやらない、とか途中でやめてしまう事がありました。

そんな時は、悔しい気持ちに寄り添い共感をしてあげましょう。

勝つことも負けるもあるんだよ!!

色々な経験を沢山し、負けを受け入れて「また頑張ろう」という気持ちを育てるのにぴったりなゲームです。

知育遊び④トランプ

トランプはどの家庭でもある定番の遊びですが、少しの工夫で2~3歳の幼児さんに知育遊びとして活用できます。

ここでは、トランプを使った「かず」を理解する方法をご紹介します。

スピード競争


「手持ちのカードを同時に出して大きい方が勝ち」という簡単なルールです。幼児さんの場合は、1から10までの数字を配ります。

「いっせーのーせ」とかけ声をかけて、それぞれのカードを出します。

数が大きい方が勝ち。小さい方が負け。

数字の大きい・小さいは分からなくても大丈夫。遊びを通じてすぐに覚えるはずです。

足し算ババ抜き

トランプ遊びで最初に覚えるのはババ抜きではないでしょうか?

足し算ババ抜きの場合は、「2枚のカードを足して10」になったらカードを捨てるというルールで遊びます。

これは、「あわせて10」になる組み合わせをゲームを通じて学ぶ事ができます。

「数の概念」を意識できたら知育プリントに挑戦!!

  • 1~10まで数字が言える
  • 「かずと数の量」の概念が何となく分かっている(ような気がする)

というレベルになったら、知育プリントに挑戦してみてはいかがでしょうか?

当サイトでは、2~3歳の幼児さん向けの数の概念が分かる知育プリントを沢山ご用意しています。

数を比べるプリント(キャプチャ画像)
数字の概念を確実にするプリントを多数ご用意しています。

継続的に知育教育をしたいなら

「数の概念」は1~2回プリントをやれば完成!!という事はありません。何度も何度も繰り返して定着させる必要があります。

でも、自宅学習で継続されるのは思った以上に大変・・・・

と感じる方がほとんど。

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「数の概念」を理解する方法と知育遊びまとめ

3~4歳の幼児さんが数の概念を身に付けるためには、日常生活の中で「かず」を意識するだけで十分です。

数を数えたり、足したり、比べたりなど色々な角度から「数」に触れる場面を沢山つくってあげてください。

幼児さんの脳みそはスポンジ。難しい概念も1回覚えれば忘れる事はありません。パパ・ママのちょっとした意識で数の概念を身に付けることができますよ♪

  • この記事を書いた人

ちいパパ

パパが知育に目覚めた!?
現在2児のパパ。息子の中学受験をきっかけに娘の知育に興味を持ち、家庭知育に取り組む。娘のために作った無料知育プリント【リピプリ】を公開中。

詳しいプロフィール << 子どもの可能性を広げるために、パパ・ママが出来る事

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