やってはいけない絵本の読み聞かせ!?我が子に怒られた5選

やってはいけない絵本の読み聞かせ方5選

子どもへの絵本の読み聞かせは、知育の定番ですよね!!

0歳から始められて、小学校低学年まで続けられる貴重な親子の触れ合いの時間でもあります。

子どもにとっても、楽しい時間で「読んで!読んで!」と毎日お願いをされるパパ・ママもきっと多いと思います。

一方で、せっかく楽しい時間をパパ・ママの「ダメな行動」で子どもをがっかりさせてしまっている可能性もあります。今回は、保育士のママに注意を受けた「絵本の読み聞かせでやってはいけない5選」をお届けします。

これをやって、子どもに怒られました・・・

というのは、私だけではないはず!!

やってはいけない絵本の読み聞かせ5選

怒っている子ども

実は、絵本の読み聞かせを間違えると知育の効果がなくなるどころか、絵本が嫌いになってしまいます。特に、「知育効果」を期待するあまり、子どもが純粋に絵本を楽しむ気持ちを失わせてしまうのです。

絵本に興味がなくて

と悩んでいる方は、もしかしたら「やってはいけない読み聞かせ」を実践されているかもしれません。

それでは、さっそく見ていきましょう!!

ダメな読み聞かせ①:絵本の感想を求める

絵本を読んだ後に

どう思った?

って質問をしていませんか? 息子が言葉を喋れるようになった時、何度か聞いていたのですが凄い嫌な顔をされたのを覚えています。

それもそのはず、子どもは複雑な感情を表現できるわけがないのです。みなさんも学校の読書感想文は嫌いだったはず。それを毎回絵本を読むたびに同じことを質問されたら嫌になるのは当たり前。

絵本が嫌いになり、読書嫌いになるのは目に見えています。

絵本の理解度を確認なんて必要ありません。「たのしかったね~」で十分です。例えば、共感をする感想を、「はい・いいえ」で答えられる質問のでストレスはありません。

赤ずきんちゃんを読んで「なんで狼は赤ずきんちゃんを食べたいと思ったのかな?
ももたろうを読んで「おばあさんが桃太郎に渡したのは何だっけ?

なんて質問は今後一切やめた方がいいです。楽しい絵本の時間がお勉強になったら、学校の授業と同じになってしまいますよ!!

ダメな読み聞かせ②:絵本を聞くことを強制する

絵本を持ってきて、「この絵本読んで~!!」とせがむ子ども。よしよし読んであげよう・・・っと思ったら

全然聞いてね~!!

なんて事ありませんか?我が家の場合、娘がその傾向が強く6歳になった今でもよく発生する事案です(笑)

実は、私もイライラして「ちゃんと聞きなさい!!」と怒っていましたが、これもNG行動。「座って落ち着いて聞いている事が正しい」と思いがちですが、子どもは子どものペースで聞いているのです。

私たち大人も、テレビをつけっぱなしにして携帯いじっていませんか?

それと同じです。子どもだって同時に何かしたい時があるんだなぁ、と思えば気が楽になります。そこで、6歳になるとおしゃべりが出来るので聞いてみました。すると「遊びながら聞いているの!!」と返答が。

それで、納得(諦め)しました。

ダメな読み聞かせ③:楽をしてはだめ

私は元来面倒くさがりな性格で、絵本の文章をカットする事があります。特に、先ほどの「ながら聞き」をしている時にやってしまうのですが、これもダメな読み聞かせですね。なぜかって?

バレます(笑)

物語の流れをきちんと覚えているんですよね。だから、一発アウト!!やはり、面倒でも読み聞かせは丁寧にやる必要がありますね。

ダメな読み聞かせ④:最後まで読まなくていい

絵本を読んでいる途中で、飽きたのか

もう終わりでいい!!

ってなる事ありませんか?もちろん、親としては「最後まで読んでほしい」とついつい思ってしまいます。でも、それって絵本を知育の道具として活用し過ぎているからそういう発想になるんだと思います。

私たちもテレビを見ている時、つまらなかったら途中でやめますよね?

それと同じです。実は、子どもにとって絵本は「遊び」。飽きてしまったら、強制せず終わりにしてしまって言いと思います。

考えてみれば、親はその時の気分で「楽をしようとしたり、頑張ったり」と身勝手なものです(反省)

ダメな読み聞かせ⑤:アドリブを入れ過ぎる

よし分かった!絵本は遊びだからもっと楽しい時間にしよう

といって、アドリブを入れすぎるのもNGです。例えば、場面に合わせて絵本を動かしたり、声色を変えすぎたり、早口・ゆっくり読みになったり、色々と工夫したくなりますよね。

でも、子どもは自分のペースで物語を理解しています。例えば、ストーリーとは違う部分のイラストを見ていたり、自分で意味を考えていたり。

じっくりとイラストを見ていたのに、突然絵本が動いたらびっくりしますよね?

6歳の娘はアドリブを入れると喜ぶ時と怒る時があります。もちろん、喜ぶに越したことはありませんが、怒るという事は、何かが嫌だったという事。いずれにせよ、「やりすぎる」と嫌がるのでちょっとしたアクセント程度でアドリブを入れるのが良いと思います。

絵本は知育の道具じゃなくて、楽しむもの

5つのやってはいけない読み聞かせ方を掘り下げてみると、「絵本を知育のツール」として活用して、必要以上に期待を込めているからやってしまってる可能性が高いように思います。

確かに絵本は知育に良い側面はありますが、一番重要なのは「親子の楽しい時間を過ごす」こと、そして、読書習慣のきっかけになる事です。

この記事でも書いてある通り、絵本の読み聞かせをしないからと言って育児に失敗という事はありません。むしろ、知育に関しては他の方法が沢山あります

→ 絵本の読み聞かせをしない親は失格?

絵本を読んで子どもが喜ぶ。本当は、それだけで十分。肩の力を抜いて、楽しい時間を過ごしてください。

  • この記事を書いた人

ちいパパ

パパが知育に目覚めた!?
現在2児のパパ。息子の中学受験をきっかけに娘の知育に興味を持ち、家庭知育に取り組む。娘のために作った無料知育プリント【リピプリ】を公開中。

詳しいプロフィール << 子どもの可能性を広げるために、パパ・ママが出来る事

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