その体調不調、冷房が原因かも!?冷房病の症状と2つの改善方法

冷え性対策

毎日が暑い日が続き大変ですね。節電も意識しつつ快適な部屋で過ごしたいものです。

しかし、エアコンの効いた部屋に長時間いたり、暑いからといって冷たいものを食べすぎは危険。夏でも体が冷えてしまい思わぬ体調不良を引き起こします。

最近は、冷房による体調不良を「冷房病」と呼ぶそうです。

今日は、冷房病の症状「食事」と「入浴」でできる夏の冷え対策をご紹介します。

いや、オフィスですぐにできる対策を知りたいという方は下記を参照にしてください。

メンズだって冷房対策したいんだ!!簡単にできる7つの対策

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この記事で分かる事

✓ 冷房病の原因
✓ 簡単冷え対策

特別な事をしなくても、毎日必ず行う事に簡単なひと手間で簡単に対策ができます。

夏なのに冷えが気になる。という方は是非参考にしてみてください。

お医者様に聞く冷房病と症状

よっしぃは在宅ワーク中なので、ほぼ自宅で仕事をしています。でも、月に数回オフィスに行く機会があります。

いつも感じるのが冷房が強すぎる事・・・

節電は意識しているので、設定温度は高めですが、冷房の風が直撃なんですよね(笑)

昔は気にしていませんでしたが、年をとってからは一日中冷房を浴びると体調がダウン気味になるんですよね。冷房の弊害を調べていると、こんな記事を見つけました。

私たちの体には、暑さ、寒さに対応して体温を一定に保つ働きが備わっています。この働きをコントロールしているのが、自律神経です。ところが冷房で体が冷え過ぎたり、冷房のきいた屋内と炎天下の屋外を頻繁に出入りしたりしていると、自律神経が混乱して、うまく働かなくなってしまいます。これによって起こるのが、手足の冷え、頭痛、だるさ、肩こり、腰痛、便秘、下痢、肌荒れといった冷房病の諸症状です。自律神経はホルモンや免疫の働きとも深く関っているので、かぜをひきやすくなったり、女性では月経不順や月経痛の原因にもなります。

大正健康ナビより引用

多摩中医薬研究会会長の金子 勲先生が監修された記事です。サイトはリポビタンDで有名な大正製薬。最近はこういった冷房による影響を「冷房病」と呼ぶそうです。

このページには、チェックシートもあるのでよかったら試してみてください。

冷房病で自律神経も乱れる

あ~やっぱり、冷房の冷えは良くないですね。

暑い→寒い→暑い→寒いを繰り返すと

自律神経が乱れるとの事。

実は、一度自律神経が乱れた事があります。その時は漢方を飲んで改善しました。

もう、二度と自律神経を乱したくないので、しっかりと対策を取ろうと思います。

食事でできる冷房病対策

一つ目の冷房病対策は食事です。

タンパク質を含むおかずを食べる

ご飯を食べて、栄養素が代謝されるときに熱が発生します。その熱はタンパク質が炭水化物や脂質に比べて高いのが特徴。

夏は素麺などさっぱりする料理になりがち。

体の冷え対策にはたんぱく質を含むおかずをしっかりと食べることが大切です。

生野菜よりも温野菜

温野菜

トマトやきゅうりといった夏野菜は体を冷やす性質があります。

体の冷えが気になる時は夏野菜も過熱して食べるのがおすすめ。

パプリカ、きゅうり、ズッキーニといった食材は、お肉やお魚と炒めて食べるのがおすすめです。

体を温める食材もおすすめ

血行を良くする栄養素や体を温める栄養素が含まれている食材を積極的にとる事も大切。

ビタミンEをたくさん含むカボチャ、アボカド、アーモンド。ニラやニンニク、ショウガを含む料理を食べましょう。

間食にはドライフルーツ

ドライフルーツ

干し芋、レーズン、栗、桃などは東洋医学において体を温める性質があるフルーツと言われています。鉄分も豊富に含まれていてGOOD

冷房病対策におすすめのレシピ

タイ料理が大好きな私がおすすめする料理は、ガッパオ。

ガパオライス

ニンニク・ショウガ・肉・パプリカなどお勧め食材をたっぷりとれる上に、唐辛子をたっぷり入れれば、辛さからいくらでも食べられちゃいます!!

入浴でできる冷房病対策

暑いからシャワーで済ませてしまう事はありませんか?

冷え切った体を温めるために、お風呂タイムもちょっと意識してみましょう。

ぬるめのお湯で体の芯から温まる

入浴

体が冷えている時は、38度前後のぬるま湯にゆ~っくりと浸かるのがおすすめ

目安は20分。額にうっすらと汗をかいてきたら、体が温まったサイン。

お風呂に入るのはリラックス効果もあるので、一日の疲れもしっかり癒しましょう。

冷たい飲み物をガブガブと飲むのは避けましょう。せっかく温まった体が冷えてしまいます。少量を少しづつ。

また、髪が長い方は、なるべく早く乾かす事をおすすめします。

時間がない方はシャワーマッサージも

お風呂に入るのがいいのは分かっている!!でも、20分も時間が取れないよ。

という方には、シャワーマッサージもおすすめ

血管に刺激を与える事で、温熱効果を高める事ができます。

シャワーマッサージのやり方

  1. 足の指先に熱めの温度のシャワーを1分程度かけます
  2. 洗面器に冷たい水をためておき、足の指先を10秒ほど浸ける
  3. この2つのステップを何度か繰り返します
  4. 最後は冷たい水に浸けてフィニッシュ

温まった指先が冷たい水にさらされることで、熱を逃がさないように血管が収縮。

これにより足元が温まります。

とっても簡単ですので是非試してみてください。

合わせて読みたい

冷え対策もどうせ長続きしない??それなら、習慣化してみてはいかが??

→ 【もう挫折しない】習慣化の方法を4つのステップと10個のコツ

冷房病対策まとめ

冷房病という言葉があるのには驚きました。でも、ちょっとした工夫で夏の冷え対策が出来てしまいます。

実は、これらの事は漢方の考え方に基づいています。

みなさん、香港や台湾といった国に行ったことはありますか?特に香港は一年中熱い国。そこに暮らしている香港人の方は、暑い日に「暖かい飲み物」を常に飲むようにしています。

これは、「体を冷やす事は体に良くない」という考え方に基づいています。

もちろん、冷たい飲み物も飲みますが、香港の友人と食事をしていると暖かい飲み物をよく注文しています。

中国茶

よっしぃも最初は、暑いんだから冷たいドリンク飲めばいいのに。と不思議に思っていたのですが、漢方の考えを学ぶととっても合理的なんだと勉強になったことを覚えています。

毎日暑い日が続きますが、皆さんどうぞ養生されてください。

  • この記事を書いた人

ちいパパ

パパが知育に目覚めた!?
現在2児のパパ。息子の中学受験をきっかけに娘の知育に興味を持ち、家庭知育に取り組む。娘のために作った無料知育プリント【リピプリ】を公開中。

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