赤ちゃんが生まれると、病院の方や保健士から「赤ちゃんにたくさん話しかけてください。」と言われます。
とは言っても話せない、反応のうすい赤ちゃんに対して、毎日毎日話しかけるのは難しいですよね。
そんな時、助けになるのが手遊び歌!!
子どもが成長すると、手遊び歌はもっと活躍します。
何か特別な道具は必要ではないので、いつでも・どこでも親子で楽しむ事ができるのですが、パパにはちょっとハードルが高いかも・・・?
子どもの頃やった記憶があるかもしれないけど、全く覚えていないし
ちょっと、恥ずかしいかも・・・・
同じパパとして、その気持ち分かります。
最初は、戸惑うかもしれませんが幼稚園・保育園で必ずと言っていい程「手遊び歌」は覚えてくるので、是非一緒に子どもと一緒に遊んであげてください。
2人の子どもは、保育園で新しい歌を覚えたら、必ずお風呂で一緒に遊んでいました。
しかも、手遊び歌を単純な遊びと侮らないでください。
しっかりと知育効果があるので、詳しく解説しますね。手遊び歌の魅力に気づいたら、パパもきっと一緒に遊びたくなりますよ!!
手遊び歌の3つの知育効果
手遊び歌の知育効果は次の3つが考えられます。
- 手指のトレーニングになる
- 視覚、聴覚、触覚が刺激される
- コミュニケーション能力が高まる
詳しく紹介します。
手遊び歌の知育効果①手指のトレーニングになる
手遊びは手指を様々に動かして遊びます。
複雑な動きは考えると難しいですが、遊びながらなら自然に覚えられます。
手指が上手く動かせないと、様々な道具を使うことが出来ません。道具を使えないと、学校の授業についていけませんし、社会に出てからも仕事がうまくいきません。
急に練習してもうまくいきませんので、子供の頃から自然な形で手指のトレーニングをするのが重要なのです。
また、手指を使うことは脳への刺激を高めることがわかっていますので、とても重要なことなのです。
手遊び歌の知育効果②視覚、聴覚、触覚を刺激
まずは大人が手遊びをやって見せます。見ることで視覚が刺激されます。
この時の大人の表情も重要です。ハッキリした表情は「喜んでいる」「楽しそう」と子供に伝わり、「やってみたい」気持ちに繋がるのです。
手遊び歌は、大人が歌ってあげたほうが良いでしょう。オンチでも気にしなくていいです。聞き慣れたパパやママの声のほうが安心しますし、テンポや歌詞を変えることも自由だからです。
オンチでも構わないので、恥ずかしがらずにハッキリ歌うと聴覚が刺激されます。
手遊びの中には、相手の手を触ったり、くすぐるものもあります。触感が刺激されます。
五感をいつでもフルに使えるようになると、第六感と呼ばれる発想力も磨きやすくなるのです。
恥ずかしがると楽しい雰囲気が台無しになりますよ!!
手遊び歌の知育効果③コミュニケーション能力
どんな職業についても、どこに住んでも必要なのはコミュニケーション能力です。誰にでも必要な能力ですが、一朝一夕に身につきません。
手遊びなら、大人も自然に子供に話しかけることが出来ますし、子供も覚えてくると、「〇〇やって~」と言うようになります。
赤ちゃんは言葉をたくさん聞くことで、言葉を覚えます。
言葉を交わすことで気持ちが伝わると嬉しくなって、また話そうと思うのです。小さい頃から成功体験を繰り返し、積み重ねることで、コミュニケーション能力が高まり、自己肯定感も高まるのです。
最近は自己肯定感の低い人が多いと言われていますが、コミュニケーション能力の低さに原因があると考えられます。
勉強でも仕事でも、わからないことや困ったことがあっても、コミュニケーション能力が低いために聞くことが出来ないので、いつまでもわからないまま、困ったままになってしまい、勉強も仕事も長続きしないのです。
会社でのコミュニケーションに悩む人も多いのでは??
決まったことを決まった通りにこなす仕事についていても、年齢を重ねると指導する立場になります。
しかし、コミュニケーション能力が低いと指導にバラツキが出たり、指示や発言が不明確で相手に伝わりません。その点に気が付かないので、「新人が言うことを聞かない」と憤慨することになります。
子どもには「高いコミュ力」を持ってほしいですよね!!
オススメの手遊び歌
手遊びは、パパやママが知っているものでも構いませんし、教育テレビの子供向け番組で紹介することもあります。また、児童館などで教えてくれます。
習ったものとテンポが違っていても、歌詞を変えてもいいのです。大事なことは親子で楽しむことです。
赤ちゃんの時からできる、オススメの手遊びを紹介します。
オススメの手遊び歌①トントンひげじいさんのアンパンマンバージョン
元ネタは「ひげじいさん」ですが、アンパンマンバージョンにすると子どもは大喜びです。
Youtubeを探しましたが、少し登場するキャラが違うようです。
トントントントンあんぱんまん(両手をグーにして頬に)
トントントントンしょくぱんまん(指をLにしてあごに)
トントントントンばいきんまん(指で角を作って頭に)
トントントントンドキンちゃん(指で角としっぽ)
トントントントン手は上に
バタバタバタバタ バタコさん(腕をバタバタ叩く)
子どもが好きなキャラクターを取り入れると、とっても喜びます。
オススメの手遊び歌②トントンひげじいさんのディズニーバージョン
ディズニーはみんなが好きですが、特に女の子が喜ぶ手遊びです。
トントントントン ミッキーさん(両手をパーにして耳を作り頭へ)
トントントントン ミニーちゃん(両手をパーにしてリボンを作り頭へ)
トントントントン ピノキオさん(両手をグーにして鼻へ)
トントントントン ダンボさん(両手をパーにして耳に)
トントントントン手は上に
キラキラキラキラ シンデレラ(両手でスカートを広げる)
こちらも子供の好きなキャラクターに替えてもいいですね。
オススメの手遊び歌③こぶたの散歩
こぶたがみちを ブーブー
あるいていると ブーブー
なんだかとっても いいながめ
くびがのびて くびがのびて くびがのびて くびがのびて
きりんさんに なっちゃった
うそ! うそ! うそ! うそ! うそ!
緩急をつけるのがポイントなので、好きなキャラクターに替えても楽しいです。我が家では雨の日など外に遊びに行けない時に、家の中でこの歌を繰り返し遊びました。
オススメの手遊び歌④一本橋こしょこしょ
定番中の定番です。6歳になった今でも大好きな手遊びです。
1本橋は、どんどん数字が増えていく遊びなので、幼児さんが「数字の概念」を覚えるのにぴったりです!!
いっぽんばし こちょこちょ
たたいて つねって
かいだんのぼって…
こちょこちょこちょ
子どもたちの手遊び歌
2人の子どもは手遊び歌が大好き。ちょっとだけ、思い出をご紹介。
長男の手遊び歌の遊び方
今は6年生になった息子。もう何年前か覚えていませんが、手遊びが大好きでよく一緒に遊んでいたのを覚えています。
最初は苦手でしたが・・・・
保育園の先生が色々な遊びを教えてくださるのか、先ほどご紹介した髭爺さんのアレンジを色々と教えてくれたのも息子でした。
一本橋からスタートし、徐々に難しい手遊び歌を保育園で覚えてはパパにやり方を一生懸命教えてくれた姿は今でも覚えています。
先生が沢山教えてくれた!!と目を輝かせていたのが印象的!!
先生やお友達と保育園で楽しく過ごしている姿をイメージできました。
娘の手遊び歌
長男と同じ保育園に通っている娘。6歳離れているので当然長男とは違う先生が担当してくださいました。しかし、手遊び歌は娘もしっかりと覚えて帰ってきてくれました。
娘は「一本橋こちょこちょ」が好きで、私にも出来るようになりました。私が家事などをしているとぬいぐるみの手で遊んでいたので、長男には見られない発想で面白かったです。
幼児さん向け手遊び歌の魅力と知育効果:まとめ
赤ちゃんは言葉をたくさん聞くことで、言葉を覚えます。ですが、親は毎日毎日、反応のうすい子供相手に話しかけ続けるのは大変です。
「手遊び歌」なら、自然にたくさんの言葉をかけられますし、手指のトレーニングになり、視覚、聴覚、触覚を刺激します。
ポイントは親子で楽しむことです。子供はパパやママが笑ったり楽しんでいる様子を敏感に察知します。
感覚的に「こうすると喜んでくれるんだ」と理解し、「喜んでもらいたい」と考えるようになるのです。
行動→喜んで貰える を繰り返し積み重ねることで、自己肯定感が高まります。
是非、親子でたくさん遊んでください。
手軽にパパ・ママと遊びたい
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