保育園に通う娘ちゃんは朝、寝起きが悪く朝の準備がスムーズにいかずかなり苦労をしました。
まるで自分自身を見ているよう・・・・
自分もそうだったな・・・。で済まされないのが子育ての辛いところ。
色々と工夫をしたところ、朝の寝起きが良くなり、保育園に行くまでのイライラを軽減する事ができました。
こんな方におすすめ!
✓ お子さんの寝起きが悪い
✓ 色々試したが他にもやり方を知りたい
✓ 朝の支度をスムーズにしたい
我が家には6歳離れた子どもが2人いるので、保育園生活がすでに10年を超えています。
朝のバタバタをいかに改善するか、寝起きの悪さをどう克服するか、色々と工夫をした結果、今では朝の対応も忙しいながらも、かなりスムーズに行うことができました。
寝起きの悪さに困っている方の力になればと思います。
【共働き】朝のスケジュール
最初に我が家のスケジュールをご紹介します。
基本的に、保育園の送迎は私が担当しています。朝はギリギリまで寝ていたいので、少し悠長なスケジュールになっています・・・
朝のスケジュール
7:30 起床
娘と一緒に起床。リビングに連れていきます
7:40 朝食準備
朝に食べたいメニューは前日にヒヤリング済み
7:50 朝食スタート
ソファでグダグダしている娘を椅子に座らせ、朝食スタート
7:55 洗濯物を干す
ご飯を食べてる間に、私は洗濯物を干します
8:20 お着換え&その他準備
着替えは前日に用意。タイミングを見て歯磨きと検温
8:30 出発
荷物は全て玄関に設置済み
ギリギリで起きて、信じられない・・・・
ギリギリまで、寝ていたい派
でも、遅刻しないようにちゃんと工夫しているよ!!
以前の私は、朝に保育園の準備もやっていたため、本当にギリギリ。毎朝全く余裕がありませんでした。ただ、今は前日の準備をしっかりとしているので、出発の1時間前に起きていても体感的には余裕があります。
合わせて読みたい
朝、出発がギリギリになるとストレスになりませんか?
でも、4つの事を意識したら、朝のストレスがグッと減りました!!
→ 【保育園児】朝の準備のイライラ。4つの方法で劇的に改善
パパは化粧をしないから、余裕があっていいよね!!
でも、このスケジュールも娘ちゃんがきちんと朝起きてくれる事が前提。朝、ぐずぐず起きなかったらこのスケジュールは成立しません。
以前は、
おきろー!!朝だぞー!!
と何も考えずに起こしていたので、なかなか起きてくれず結局バタバタしていました。
そこで、「なんで起きないの!!」とイライラするのを止めて、「なんで起きないのか?」という原因を考えてみる事にしました。
そもそも、保育園のない日は早く起きるから、「起きれない」という事はないはず!!
朝起きない原因を突き止めて、それを解決することにしました。
朝、子どもの寝起きが悪い原因
朝、子どもが起きない原因はそれぞれ。我が家の場合、3つの原因が考えられました。ただし、お子さんによって原因は違うと思うので、ご注意を。
1.寝るのが遅い
長男の時は、9時に寝かせる事を目標としていました。それでも、10時になる事もありましたが、「9時寝かしつけ前提」だったので、リズムが崩れる事はありませんでした。
娘ちゃんもお兄ちゃんと同じく9時に寝かしつけしたいね
しかし、現実は甘くありません。子どもたちは6歳年齢が離れています。長男は、中学受験を予定しており塾からの帰宅が8~9時前になってしまいます。
お兄ちゃんが大好きな娘ちゃんは、塾でお兄ちゃんがいないと寂しがって、「帰ってくるまで待つ」となってしまいます。
塾がない日でも9時に寝かしつけは厳しい・・・
9時以降も勉強をしているんですよね、息子ちゃんは。だから、まだ寝ない!!と駄々をこねてしまいました。
6歳になり最近やっとママと先に寝る習慣が付きましたが、それでも10時前になる事がほとんどです。
こればっかりは、これ以上改善の余地がないので、朝の起床時間をギリギリまで遅くすることで対応しています。
2.心配事がある
子どもは大人よりも沢山睡眠時間が必要です。専門家によると、
推奨される睡眠時間は3~5歳で10~13時間、6~9歳は9~11時間
resemom
とのことでした。
6歳の娘は、10時~7時30分と9時間30分睡眠。
ギリギリセーフ
しかし、疲れがたまる週末だと明らかに寝起きが悪くなります。
だから、少しでも早く寝てもらおうとするのですが、寝つきが悪い時も。
そういう時は、何か心配事がある場合があります。
✓ 保育園でお友達と喧嘩した
✓ 怖いお話を思い出した
✓ 兄弟喧嘩をした
娘ちゃんの場合はこんなことが要因として挙げられます。
幸い、保育園の出来事は沢山おしゃべりをしてくれるし、他の保護者とも仲がよく、様々な情報が入ってくるので、保育園のトラブルはある程度把握できます。
何かあったら、全力でフォローをすることで、不安を解消してあげています。
また、寝かしつけ時に好きな絵本を読んであげる事で、気分を紛らわせる事もできるかと思います。
3.遊び足りない
共働きの「あるある」ですね。朝は忙しく、帰宅後はご飯の準備やお風呂などやらなければならない事がたくさん。
子どもはママパパとお話したいのにね
忙しいから後で!!を繰り返すと、伝える事を諦めてしまう可能性が。私の場合は、食器を洗ったらね、これから洗濯物をたたむから、その時ね。など、具体的にいつならお話を聞けるのか、いつなら遊べるのかを明確に伝えるようにしています。
最近は、ちゃんと理解してくれて待ってくれます。
もっと小さい時は、余裕があれば手を止めていたと思いますが、100%完璧かといえば、全然そんな事はありません。
また、保育園でお昼寝をしていた時は、単純に眠たくない事もありました。もう、こればっかりはどうしようもなかったです(笑)
特に長男は体力があったのか、寝つきがとても悪かったです・・・
だから、意識的に体を動かすように誘導していました。
キャッチボールしたり、ダンスをしてもらったり・・・
寝つきを良くするには、出来るだけ満足させてあげる事が重要ですね。
子どもの寝起きを良くするために工夫したこと
1.朝の時間を楽しみたいことを伝える
✓ 朝ごはんを一緒に食べるのがパパ嬉しいんだ
✓ どっちが早く起きれるか競争だ!!パパ負けないからね
など、「朝の時間を一緒に楽しみたいんだ」というこちらの気持ちを伝えました。
早く起きて!!
だと、子どもだって面白くないもの。イヤイヤ期に入ればなおさらです。
そうではなく、何か一緒に楽しむ事を作り出し、それを「親は楽しみにしている」だから「一緒に起きようね」と伝えてみてはいかがでしょうか?
そう言われて、少なくとも嫌な気持ちになる人はいません。ましてや、子どもなので大人よりも喜んでくれるハズ。
コツはゲーム性を持たせること!!
ゲームにしちゃおう!!
✓ 早着替え競争
✓ Eテレの歌を一緒に歌う
✓ いつものお遊び(我が家はものまねゲーム)
きっと、いつもの生活の中に何かヒントがあると思います。
何も浮かばない時は、お子さんと一緒に考えてもいいですよ!!
一緒に楽しみたい。と気持ちを表現するのは、意外とちゃんと表現できていなかったりします。
2.夜寝る前にテレビを見ない
これは難しいですよね(笑)
頭では分かっているけど、子どもを待たせている間についつい見せてしまうもの。
絶対ダメ!!
としてしまうと親も疲れてしまいます。週に2回は寝る前のテレビをやめる。程度でいいと思います。
ちょっと余裕がある日は、トランプやカルタをしてあげるようにしていました。トランプやるからテレビはなしね。と伝えれば、意外と簡単に引き下がる場合もあります。
ゲームの回数は〇回ね。
と決めておけば、「もう一回地獄」をある程度回避できます(笑)
3.朝の起き方を話し合う
これは1番と似ていますが、少し違います。
1番はこちらの気持ちを伝える事
これは、子どもの要望を聞く事です。どんなポイントが好きなのか・嫌いなのかは、気分次第なところがあります。
寝起きが悪かった時、
どうして嫌だったの??
と、聞いてみてください。
✓ ママに行ってらっしゃいしたかった
✓ 起きた時、明るいのが嫌だった
✓ パパが横にいなかった
などなど、教えてくれます。機嫌が悪い時は、絶対に答えてくれなかったので、保育園のお迎えの時に聞いたりしていました。
じゃあ、明日は〇〇するね!!約束だよ。
と約束してあげます。
そして、翌朝その通りにすると子どもは喜びます。
大人だって同じですよね!!
約束を守るのは人間関係の基本的なルール。きちんと守ることで、子どもも安心感やルールを守る意識付けが身に付きます。
こちらは事後対策になるので、今日寝起きが悪い時はどうしようもなく、逆に気持ちを聞ける。ぐらいに思うと、明日に繋がり気持ちが落ち着きます。
明日は、きっと大丈夫!!
4.光を入れる
人の体は、朝に太陽の光を浴びる事でリセットします。
体内時計とは、生物が生まれながらに持っている、概ね24時間周期で刻まれる生理現象のことで、睡眠や覚醒のリズム、血圧、体温などと密接に関わっています。
この体内時計をコントロールするのは視覚領域から生まれる刺激信号とされ、朝に日光を浴びることで約16時間後にメラトニンという睡眠ホルモンを分泌するスイッチが入るといわれています
DHC
このように、科学的に太陽の光を浴びる事で夜の眠りに繋がる事が科学的に証明されているようです。
生活リズムを整えるためにも、朝は意識して日光を当てさせるようにしています。
5.笑わせる
これは諸刃の剣です(笑)
実況中継が好きだったので、昔はよくやっていました。
朝になりました!!
〇〇選手はまだ寝ております
お~伸びをしました
そろそろ起きるのでしょうか?
あっ、目が空きました
さぁ、朝のご挨拶です
「おはようございます!!」
と面白可笑しく実況をすると、笑いながら起きてくれるので、その後もご機嫌になります。
ただ、逆に何かが気に入らなかったのか、怒り出す事もあったのでご注意を。
是非、自己責任でお願いします(笑)
寝起きの悪さを改善するには、規則正しい生活を
身も蓋もないですが、2人の子どもを見ていて思ったのは、結局規則正しい生活が重要だという事。
共働きだとそれが難しいので「知っているわ」以上の感想は私も持ちません。
規則正しい生活を送れたら・・・
早く寝かしつけができれば・・・
もっと時間があったら・・・
とないものねだりをしても、苦しくなってしまいます。働いている以上、時間の制約は付きまとうもの。
だから、ちょっとした工夫で朝の不機嫌さも改善するしかないな。と考えています。
10年以上頑張ったけど、これが結論・・・・
今日は我が家の寝起き対策をご紹介致しました。
少しでも参考になれば嬉しいです!!
朝の時間がもっと楽しくなりますように・・・・