極度の偏食だった息子に悩んだパパ・ママの記録(1)好き嫌いってレベルじゃないぜ

偏食の息子の話

こんにちは、ちいパパです。

先日、息子の小学校に年長の娘とママ・パパの3人で足を運びました。目的は、子どもたちの工作や習字などの展示物を見る事。この春からこの小学校に通う娘とワクワクしながら息子の作品を楽しみました。

廊下には、学校生活の様子を収めた写真も販売していたので、せっかくなので沢山購入することに。んで、本日その写真を息子が持ち帰ってきたので、みんなで見ていたのですがそこには衝撃的な写真が!!

それは、、、

息子が給食を食べている写真!!

楽しそうな給食の時間も息子には苦痛な時間に。

普通の家庭なら何も感じないであろう、ただ子どもが給食を食べている写真。もちろん、息子が給食を食べている事は、情報として知っていました。

でもね、私たち夫婦にとってはかなり衝撃的な写真なのです。

なぜなら、息子は極度の好き嫌いだから。

たかが給食を食べている写真を見ただけで大げさな。と思うかもしれませんが、息子の好き嫌いは普通の好き嫌いとはレベルが違いました。レベチです、レベチ。

〇〇が嫌いとかそういうレベルじゃない。我が子の場合は

〇〇「しか」食べない!!

という表現の方が、息子の好き嫌いを的確に表現できています。

もぅね、ピーマンが嫌い、玉ねぎが嫌い、ニンジンが嫌い、ご飯を少ししか食べない。とかね、そんな悩みが羨ましいと感じるレベルだっんですよ。

死ぬほど苦しみました

この記事をすすめる人

  • 子どもが偏食で悩んでいるパパ・ママ
  • 偏食の幼児さんが成長するとどうなるのかを知りたい方
  • 偏食なんて親の責任だよって思っている方

お子さんが偏食で悩んでいる方は、ご安心ください。好き嫌いが多くても立派に成長します

そんな息子が給食を食べている写真を見て、「立派になったなぁ」と感慨深い気持ちになりました。

今日は、もうすぐ小学校を卒業する息子の成長を振り返ります。我が子の「度を越した」偏食っぷりとそれに悩み、笑い飛ばすしかできなかった夫婦の思い出を記事にしようと思います。

読んでいる方の想像を超える偏食なので、偏食に悩むパパ・ママに是非読んでいただきたい。そして、勇気を持って頂きたい。

  • ピーマン食べなくても大丈夫なんだ。
  • 玉ねぎ嫌いだけど大したことないんだ。
  • ニンジンを食べさせようとしていた私はそんな悩まなくて良かったんだ!

と勇気を持てる事間違いないです。

なお、これを読んでも「子どもの偏食・好き嫌いを改善する方法は一切ありません」のでご注意ください。色々試したけど、どれも成功しませんでした。そんな方法があれば、教えて欲しいです。はい。

ちなみに、息子はいまだにお菓子を食べません。マックなどのハンバーガーも食べません。正確に言うと、ほぼ口に入れた事がありません。小学6年生の今もですよ。

チョコレート?

グミ?

ケーキ?

アイス?

ええ。食べないっすよ。

あったとしても1回くらいしか口に入れた事がないのではないでしょうか??ケーキくらいは一緒に食べようよ・・・って何度思ったことか。

好き嫌いに悩んでいるパパ・ママも安心してください。こんな感じでも、息子は立派に成長していますよ!!

マジかよ!?と思う方、是非読み進めてください。

初めての子ども。偏食の可能性など1ミリも疑っていなかった

初めに断っておきますが、もう10年前の事なので記憶が曖昧な部分もあります。その点はご承知くださいね。

私たち夫婦は、食べる事が大好き。結婚する前からよく2人で外食や食べる事を目的にした旅行にも出かけていました。また、共働きだったこともあり夕飯は交代で作っていて、食べる事への情熱はとても高い夫婦でした。

さらに、私は猿岩石に憧れていた世代であり、彼らの真似をしてバックパッカーとしてアジアを回っていました。その時は、屋台の飯を好んで食べていたし、虫(芋虫とか)料理だろうとカエル・サソリ・蛇となんでも食べてきました。

アリがそのまま浮いているスープを食べたのは良い思い出。

話が脱線しました。

そんな夫婦なので、子どもが出来てから親子で色々な美味しいものを食べる事を夢に見ていたし、料理ができる子どもに育てたいな。って思っていました。

こんな感じだったので、子どもが偏食になるなんて1ミリも考えたことがありませんでした。

いわゆる、食育ってやつも力を入れようと息巻いていた頃が懐かしい。

偏食に気づいた離乳食時代

離乳食って確か、生後半年頃からスタートでしたっけ?もう記憶が曖昧ですが、教科書通りに子育てをしていたので、世間一般でいわれているタイミングで離乳食を上げたと思います。

初めての離乳食は、近くの神社で頂いた離乳食用食器を使ってお粥を夫婦で食べさせました。

どこの家庭でもあるような感じだと思います。普通に2~3口を食べて大喜びをしたのは今でも覚えています。

地獄の蓋をあけたとも知らずに・・・・

ここら辺は記憶が曖昧ですが、ある程度普通に離乳食を食べてくれていたと思います。少しづつ、食べる食材を増やして・・・

でも、ある時気づいたんですよね。

ちょっと、嫌がる食材多くね??

から

気に入ったものしか食べないな・・・

と気付くのはあっという間だったと思います。気に入ったもの以外は、口を開くことを拒否しつづけたから。

気に入った食材は、ひじき・小松菜・鱈(タラ)・ニンジン。買い物も離乳食作りも夫婦一緒にやっていたので、よく覚えています。

ってか、それ以外の記憶がないから、多分この4つがメインだったと思う。

「食べない」の意味はね、「口に入れたものを吐き出す」ではなく「口に入れない」ですよ。勘違いしないでくださいね。

そもそも口に入れないんですよ。

奇跡的に口に入れることができても、新しいものはすぐに吐き出す始末。

なんとか、食べさせなければならないから、「食べてくれる料理」と「これなら食べてくれるかな」と工夫した料理の2種類を作っていました。

だから離乳食はいつも豪華に2人分。

見たことがないものは「口に入れない」って想像以上に苦痛ですよ、親にとって。

今は笑い話ですが、当時は「???」しか頭にありませんでした。

結果、

ひじき煮ばっか作ってんな、俺。

って思った事を鮮明に覚えています。

もうね、「ひじき煮しか食べない」といっても差支えがないレベル。

もう一生分ひじきを食べたからか、今では逆に食べなくなりましたけど。

何とか好き嫌いを無くそうとした努力は好感度センサーに阻まれる!!

私たち夫婦は、食育を頑張ろう!!

と誓っていたので、少々の事ではへこたれません。

手元にあった離乳食レシピ本が子どもに合わなかったんだ(錯乱)と思い、数冊購入して片っ端から試しました。料理は好きだしね。

  • 色々な食材を試したり
  • 小さく刻んだり
  • 良く煮込んだり

なんて、料理でできる工夫は全てやりましたよ。

でもね、息子の「異物発見センサー能力」は感度が抜群

どんなに細かく刻もうが、すりつぶそうが、とろみをつけようが、香りで誤魔化そうが、違和感を感じた瞬間に可愛いお口から無慈悲なリリース。

果物などの甘味で誤魔化す?いや、そもそも果物は今でも食べないしなぁ。とにかく、ひじきばっか食べてたんですよ。ひじき。

前世で毒殺されたから、舌が超絶敏感なのでは?

と夫婦で真剣に話し合っていました。

【第2話】保育園入園前に偏食を改善するために努力したことへ続く

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  • この記事を書いた人

ちいパパ

パパが知育に目覚めた!?
現在2児のパパ。息子の中学受験をきっかけに娘の知育に興味を持ち、家庭知育に取り組む。娘のために作った無料知育プリント【リピプリ】を公開中。

詳しいプロフィール << 子どもの可能性を広げるために、パパ・ママが出来る事

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