子供は車や乗り物が好きですね。特に男の子は嫌いな子がいないと思えるくらい!!
我が家の息子も車が大好きだったので、一時期は、おもちゃも服も絵本も全て車関係になったことがありました。
ママは車や電車のことがわからなくても、一緒に絵本を読んでいるうちに楽しくなってきますよ。
車や乗り物が出てくる絵本を紹介します。
パパの絵本読み聞かせ
車や乗り物が活躍する名作・おすすめ絵本6冊
私たちにとって身近な乗り物。息子は、バス・電車・新幹線・救急車などありとあらゆる乗り物が好きでした。
お出かけの時に、乗り物に乗るときは必ず乗り物の絵本を一緒に持っていくのが日課。
絵本を片手に乗り物から外を眺めているのが至福の時のようでした。
がたん ごとん がたん ごとん
作:安西 水丸
出版社:福音館書店
発行日:1965/11/1
値段+税:880円
黒い電車ががたんごとんと走ると、いろんなお客さんが「のせてくださーい」とやってきます。
がたんごとんと「のせてくださーい」の繰り返しなので、赤ちゃん向けの絵本です。
シンプルな絵と繰り返しの文章が心地よいので、赤ちゃんはエンドレスで読んでもらいたがります。
やがて、おもちゃで「のせてくださーい」とマネして遊ぶようになります。男の子も女の子も好きになる絵本です。
しょうぼうじどうしゃ じぷた
作:渡辺 茂男
出版社:福音館書店
発行日:1966/6/10
値段+税:990円
街の中にある消防署には、たくさんの消防車がいます。
高いビルにはしごをのばして火を消すことのできる、はしご車ののっぽくん。たくさんの水で激しい炎も消すことのできる高圧車のばんぷくん。けが人を運んで助ける救急車のいちもくさん。
大きくて立派な働きをするみんなは、いつも小さな消防自動車じぷたを「ちびっこ」あつかいしていました。でも、道がせまい山の中で火事がおこると…。
50年以上も前に発売された絵本ですが、今でも愛されている絵本です。
言い回しが難しいところは、わかりやすい言葉に変えて読んであげてください。まずは伝わることが大事だからです。
最後の小さいじぷたの活躍は、大人が読んでいても「やったー」という気持ちになります。
我が家の息子は消防車が大好きでしたが、この絵本を読んでから、さらに消防車が大好きになり、消防署を見に行くことが日課になりました。
ダットさん
作:こもり まこと
出版社:教育画劇
発行日:2007/11/1
値段+税:1,100円
ダットさんたちの住む街に、車をさらっていく、つきぼしだんがあらわれ、ヨタハチちゃんがつれさられてしまいます。ダットさん、エスハチくんは、ヨタハチちゃんを助けに向かいます…。
ダットさんたちが、ヨタハチちゃんをこっそり助けに行くシーンは、声をひそめて、「ギュイーン」や「ブイーン」の擬音もなりきって読んであげてください。
擬人化した車しか出てこない絵本です。丁寧に絵が描かれているので、我が家ではパパのほうが先に食いつきました。いつか息子と一緒に「ルネントマパッオ」を見に行こうと約束をしています。
はたらくくるま みちをつくる
作:こもり まこと
出版社:教育画劇
発行日:2006/8/1
値段+税:1,100円
ダットさんの作者「こもりまこと」さんが書いています。見開き、観音開きで、道が作られる様子を描いています。
道を作るためには、いろいろな重機が必要なこと、それぞれの重機の働きもわかります。
こちらも「ウィーン」などの擬音が多いのですが、なりきって読んであげてください。
我が家の息子は、働く車が大好きなので、これを読んでから工事現場を通りかかると食い入るように見るようになりました。
ばすくん
作:みゆき りか / なかや みわ
出版社:小学館
発行日:2007/9/21
値段+税:1,320円
町中で働き続けてきた「ばすくん」。
しかし次々と新型バスがあらわれ、一番の古株となってしまいました。
馬力もスピードもないけれど、お客さんの笑顔のために一生懸命走り続けるのですが、タイヤが取れてしまうと山奥に置き去りにされてしまいます…。
かわいらしい絵と、リズムよく読みやすい文章ですが、ばすくんが置き去りにされてしまうと読んでいる大人までもが悲しくなってしまいます。
ですが、心やさしい、ばすくんは仲間たちと出会い、交流を深めていきます。
ちょっと長いので、じっくり時間を作って読んであげてください。絵本の読み聞かせに慣れている子供であれば、集中して聞く力もつきます。
我が家の息子も娘も好きな絵本ですが、息子は、ばすくんの気持ちに寄り添い、娘はたくさんの動物たちが出てくるシーンが好きです。面白いですね。
「ばすくん」は人気になり、シリーズ化しています。続きが読みたくなる絵本です。
しんかんくんうちにくる
作:のぶみ
出版社:あかね書房
発行日:2007/6/1
値段+税:1,430円
新幹線「しんかんくん」は、いつも遊びに来てくれる男の子かんたろうくんと仲良しです。
ですが、最近かんたろうくんを見かけなくなって、心配になります。しんかんくんは、かんたろうくんに会いたい一心で町に飛び出すと、それはもう町中大騒ぎになって…。
作者ののぶみさんが、実の息子のかんたろうくんのために描いた絵本です。
のぶみさんの、のびやかな絵がとてもかわいらしいですね。今はお騒がせの絵本作家となってしまった、のぶみさんですが、しんかんくんの絵本は素晴らしいです。
我が家の息子はこの絵本で電車にも興味を持つようになり、新幹線も一緒に見に行きました。
「しんかんくん」は大人気となり、シリーズ化しています。
車や乗り物が活躍する絵本:まとめ
子供は車や乗り物が好きです。特に男の子は嫌いな子がいないでしょう。
絵本を読んだら、是非、ホンモノの車や乗り物を一緒に見に行ってください。
絵本と実物が結びつくことで、体験として身につきます。知識が体験になると、自分で遊び方を工夫することも出来るようになります。
好きなもの→絵本→本物を見る を繰り返すことで、子供の知識や想像力が育まれます。
ママは車や乗り物をあまり知らなくても、一緒に楽しむ気持ちを持つと新しい世界が広がります。