ふらりと立ち寄った本屋さんで、思わず衝動買いをしちゃいました。
2022年7月発行された「るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!天気のひみつ」です。
マンガとクイズで構成されているため、学習漫画が好きな息子に。と思ったのですが、大人も一緒に楽しめる本でした。
るるぶが発行している本という事で、楽しさに比重をおきつつ、内容も満足いくものでした。
この記事では、「るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!天気のひみつ」のおすすめポイントを解説します。
「天気のひみつ」は大人にも中学受験にも役立つ
今年は本当に暑いですよね。まさに異常気象。息子が中学受験を控えていることもあり、時事問題として気象が取り上げられる可能性があると思って購入しました。
実際、一通り読んだ息子の感想は「勉強したこともあるし、それ以上の内容もあって面白かった」との事。
また、雲の秘密や天気予報の仕組みなど私たちの日常にあるけれど、いまいちその理由が分からない事もあり、大人が読んでも雑学として役に立つ内容になっています。
6歳になる娘も身の回りの現象に興味を持つ年頃。
なんで雨が降るの?
雷こわいよ~
台風って何??
こんな事を子どもが言っているのを聞いたことがあるお父さん・お母さんも多いはず。
お空が悲しんで泣いているから雨がふるんだよ
雷様が怒っているからカミナリは大きな音なんだよ
と答えるのは、小さいうちだけ。私も長男の時はこんな感じで答えていたのですが、娘にはもう少し科学的にこたえられるようにしたい思っていたところでした。
るるぶ「天気のひみつ」の目次
目次は以下の通りです。
- 第1章 雲を知って、災害から身を守れ!
- 第2章 雨、雪、虹!水がもたらす現象
- 第3章 風はなぜ吹く?台風はなぜ起きる?
- 第4章 奥が深い!天気予報のセカイ
- 第5章 日本&世界の気候を知りたい!
- 巻末マンガ 地球といっしょに未来へサバイバル!
どれも、誰もが見たり聞いたり体感した事があるような事だらけ。体験していることをマンガとクイズで学べる内容となっており、お勉強っぽさは一切感じずに読むことができます。
低学年の子でも読めるように、漢字にはフリガナがあるよ!!
著者には、くぼてんきさんと岩谷忠幸さんのお二人。くぼてんきさんは特徴的な髪型子どもにも人気の天気予報士。ZIPでもキャスターされていたのでご存じの方も多いと思います。
リアルガチの内容なので安心です。
息子がクイズを出せば、家族全員で楽しめる
各章のテーマごとにクイズが掲載されています。我が家の場合は、息子に問題を出してもらい、私が回答者になります。
マンガとはいえ、親が問題を出すと一気に勉強の雰囲気になってしまいます。
逆に子どもに問題を出してもらい、正解の説明を教えてもらうスタイルなら、十分遊びのカテゴリに入ることができます。
当然、息子も覚えていない内容なので、本を読みながらの解説になります。自分で読むのではなく「人に教える意識」で読むことで、記憶の定着率はぐっと高くなります。
研究したわけではないですが、経験上そう感じています
実際に、自分で学ぶよりも人に教える方が勉強になる。という話はどこかで聞いたことがあると思います。その延長のお話です。
6歳の娘も興味深々
小さい子どもでも工夫次第で楽しめます
このように遊びながらクイズを出し合っていると、6歳の娘も乱入してきます。
じゃあ、次の問題です。
雲はどうやってできるのでしょうか??
もちろん、娘は答えることはできないので私が説明してあげます。
空気には小さな水も一緒に浮いているんだよ。これがお空の高いところに行くと小さなごみとくっついて雲になるんだよ
えー!?曇って汚いのー!?
でも、ごみとくっついているなら触れるんだね!!
触ってみたい!!
ちょっとずれていますが、こんな感じで興味を持ってもらう事に成功しました。正解不正解の世界ではなく、疑問や興味を持つことが一番大切ですからね。
このように、ちょっとした工夫で楽しい家族のゲーム大会に早変わり!!
るるぶ「天気のひみつ」のまとめ
この本は天気に関することを、幅広く扱ってくれています。毎日見る天気予報の仕組みなども、お天気キャスターの経験があるお二人ならではのコンテンツで、なるほど~という内容になっています。
ここで読んだ内容は、天気予報を見るたびに思い出すことができるのでいいですよね。
息子には学習漫画を何冊も買ってあげていますが、どれもボロボロになるまで読んでくれています。勉強の休憩時間に読んでいたりすると「ちゃんと休めば??」と思いますが、本人はマンガを読んでいる感覚みたいです。
中学受験生はもちろん、大人から小学校低学年まで幅広くおすすめできる1冊です。
買った後に気づいたのですが、この本は三男一女を全員東大理Ⅲに合格させた「佐藤ママ」さんの推薦図書でもありました。
我が家では「読売子ども新聞」を購読しています。子どもの可能性を広げるために小学校3年生から購読していますが、無理なくニュースに触れ合うことができるので、とてもおすすめです。→読売こども新聞をおすすめする理由を読んでみる
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