2022年5月。我が家に激震が走った。
それは、「極主夫道の映画が始まる。」というニュース。
実は、我が家では3月頃からドラマ版極主夫道のDVDをレンタルしていました。ちょうど最終回を見ている時にこのニュースが飛び込んできたおかげで、空前の「極主」フィーバーが起こりました。
しかし、最初はギャグマンガとはいえ「極道もの」を子供たちに見せていいか、親として悩みました。
極主夫道を子供らに見せてええものか??
我が家では、子供たちはレンタルビデオ屋で好きなDVDを借りる習慣があります。ただし、旧作のみ。
この制度のおかげで、息子は立派な映画マニアだし、娘ちゃんは
ある日、いつものようにDVDを探していたら、あるDVDが目に飛び込んできた。
実は、よっしー「マンガ版極主夫道」の大ファンでした。夜な夜な一人マンガアプリを開いては、声を殺して読んでいた。
しかし、ギャグ漫画とはいえ極道の世界や暴力的なシーンを6歳の子どもに見せてよいものか・・・・
実際、中身を知らないママは借りてきたDVDのタイトルを見て難色を示しました。
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ですよね~。
そこでパッケージから吟味をして、子どもらに見せて問題ないかしっかりと検討しました。
家族で極主夫道を見ても問題ない3つの理由
①暴力的シーンについて
まず、気になる暴力的なシーンについて。
これは、ギャグ漫画がベースだから問題ないと判断。
そもそも最近のちびっこは、鬼滅の刃のおかげで、首が吹っ飛ぶシーンには見慣れている。さらには、遊郭という言葉も常用語句。
と言って親を困らすような世代なのだ。
さらに、我が家の場合は「今日から俺は」も普通に見せていたので、それ以上のシーンはないと判断。
②オリジナルキャラクター「向日葵」の存在
主人公たっちゃんとミクには、10歳の子どもひまわりがいます。これは原作には登場しなかった、オリジナルキャラクター。
これはGoodニュース
シュールなギャグ漫画に夫婦だけではなく、子どもを登場させることで「家族」をテーマにした話を
膨らませることが出来るからです。
ファミリー層を取り込むネタを追加していると予想
③玉木宏と竹中直人のコンビ
我が家は「のだめカンタービレ」の大ファン。たっちゃんを見た娘ちゃんの第一声は「千秋先輩」だったくらい。
のだめでは師弟関係で爆笑させてくれた二人。今回は、親子(極道のだけど)という事で、これはもう制作スタッフの意図というか、どういう方向性にしたいかもまる見えです。
っというわけで、第一話を見たから家族全員で極主夫道の大ファンになり、映画にも仲良く4人一緒に見に行くことになりました。
【ネタバレなし】極主夫道の映画の感想
ドラマを通じて、ず~っと共通している点の一つに、登場人物の「勘違い」でストーリーが成り立っていた事が挙げられます。
常に誰かが「勘違い」をして、それにより大騒ぎになります。
本当にしょうもなくて、面白くて、ずっと笑ってられます。ってか、適当に笑っていたいコンテンツを探しているなら、おすすめです。
そんなギャグ映画にも関わらず俳優陣がとっても豪華。
映画版には、吉田鋼太郎、安達祐実、松本まりかの3名が登場。こんな豪華な俳優が全力でギャグしているのを眺めているだけで楽しいです。
ただね、中身はないですよ。中身は。数分ごとにシーンが目まぐるしく変わるので、テンポがいい反面
見ていて疲れる(間延びする)シーンももちろんあるし、なんでそうなるん?っていう場面は正直あります。
ただね、「それがどうした??」って思えるのが、極主夫道のいいところ。
ドラマをやっていた勢いで、大の大人がふざけている映画。それを込みで、何も考えないで笑いたい人向け。
ちなみに、MEGUMIが最高です。
おひとり様でもOK
この映画に来る方はどんな客層なんだろうと思い、映画館でぐるりと見渡しましたが、お一人様で来られている方も沢山いらっしゃいました。
もちろん、カップルや友人同士という感じの層が多かったです。共通していたのは、映画が終わった後の表情は、笑いすぎてゆるゆるだったこと。
是非、皆さんにも見ていただきたい映画です。その時はぜひ、ドラマも見てから見ていただけるともっと楽しめます。