お疲れ様です。よっしぃです。
東京都の小池都知事が「育休」の愛称を「育業」に変えると発表し、話題を呼びましたね。
そもそも「育休」とは「育児をするから仕事を休む」という「育児休業」の言葉を省略したもの。
この省略の方法だと「休」という漢字のイメージが先行して、「仕事を休んでのんびりできる」という印象を与える。これでは「育児休業が進まない。」と判断した小池知事の戦略だ。
育業を発表する小池知事:テレビ朝日参照
よっしぃはすごくいいと思う
小池さんはイメージ戦略がとってもお上手。「3密」という言葉は流行語大賞に選ばれ、小池さんが受賞。
元々は政府のツイッターが始まりだったんだけど、小池さんが多用したおかげで、めちゃくちゃ浸透しました。
「ただの言葉遊び」と揶揄する人もいますが、大衆に向けての「イメージ」とか「雰囲気」ってめちゃくちゃ大事なんですよね。
だって、実際に「3密」は分かりやすい言葉だったので、日本人の行動様式を変えることに成功しました。
それは、「コロナであり、特別だから」という声は、半分正解で半分はずれ。コロナは全員の死活問題だった。だから、浸透するスピードが速かった。
一方「育業」は、全員に同時に起こるものではないです。だからこそ、時間をかけてじわりじわりと浸透していく。
何が浸透するかというと、育児は「お休み」ではなくて「子どもを育てる仕事」なんだ。というイメージ。
あ。あの人も「育業」なんだ
頑張ってね!!
楽しんでね!!
そんな言葉が飛び交う未来がイメージできます。
それが、10年とか20年かかるかもしれません。やはり、「古い価値観」をアップデートできない人は沢山いるのは事実。
だからこそ、「言葉遊び」が重要なんです。使えば使うほど慣れていき、やがて行動様式を変えていく。プロセスの話。
よっしぃ的には、イクメンという言葉はそろそろ死語になってほしいですが、まだまだ。
参考イクメンという言葉への嫌悪感とプライド。そして、死後になるまで
続きを見る
でも少しづつ変わっているのは、日々実感しています。
池田さん、Good Jobです!!