ハロウィンはここ数年日本でも大きく盛り上がるようになりましたね!!
私が子供の頃にはほとんど聞かなかったイベントですが、今では秋の1大イベントになっています。一方で、ハロウィンについてあまり深く知らないまま、楽しいお祭りになっている感も。
ところで、ハロウィンについて説明できますか?
そこで、今回の記事ではハロウィンをもっと楽しめる絵本をご紹介します。絵本でハロウィンについて学ぶ事ができれば、自宅でハロウィンも楽しいイベントにすることが出来ますよ!!
ここでは、
この記事では
✓ ハロウィンはどんなイベント?
✓ ハロウィンの世界を学べる絵本
✓ 仕掛け絵本で楽しむハロウィン
✓ 絵本の世界観を自宅で演出
というテーマでご紹介します。
絵本でハロウィンを楽しく学んで、お部屋を飾り付けすれば、子どもはきっとハロウィンが好きになるハズ!!
ハロウィンの起源と意味を子どもに伝えよう
ハロウィンはどんなイベントかご存じですか?
意外と知らない方も多いのでは。ハロウィンになぜかぼちゃが出てくるのか?お菓子を貰う理由などをきちんと知ったうえで、絵本の読み聞かせをするともっと雰囲気を出せるかもしれません。
ハロウィンの起源
ハロウィンはずっと昔からヨーロッパで行われている収穫祭。昔の暦で10月31日。この日の夜、この世とあの世の境目がなくなり、死者の魂が現世に会いに来ると信じられていました。
この時、家族の魂だけが「この世」に戻ってくるならいいのですが、問題は悪霊や魔女まで一緒に「この世」にやってきてしまう事。なんと、子どもを連れ去らってしまうと言われていたそうです。
ディズニー映画のリメンバー・ミーが分かりやすいかも。この映画では「死者の日」をテーマにした作品ですが、ハロウィンと設定が似ています。
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お化けの仮装やお菓子は子どもを守るため
そこで、人々は仮面を被って仮装をして、悪霊や魔女といった悪いものから身を守ったり、追い払ったりしたと言われています。同じお化けなら仲間だと思われてさらわれる心配もなくなります。
ハロウィンにかぼちゃが登場する理由はご存じですか?実は、元々は「カブ」を使って悪霊を追い払おうとしていたそうです。しかし、この風習がアメリカに伝わったときに、問題がありました。それは、「カブ」がなかったこと。
そこで、アメリカで一般的だったかぼちゃをカブの代わりに使いアメリカ全土に広まったそうです。このアメリカの風習が日本にもそのまま伝わり、ハロウィン=かぼちゃというイメージがつきました。
お菓子をあげる風習も子どもたちを守るため
悪霊に「お菓子をあげるから、助けてください」という意味が込められているそうです。ハロウィンでコスプレをする理由を知らないまま、雰囲気で仮装をしたりお菓子を配ったりしていませんでしたか?
この2つを知っていれば、ハロウィンの基礎知識は完璧!!それでは、早速子どもにピッタリなハロウィン絵本をご紹介します。
ハロウィンの由来が分かる絵本8冊
ハロウィンはどうやって楽しむんだろう??なんでお化けがでてくるの?といった事を絵本を通じて学べる絵本をご紹介します。
ハロウィーンって なぁに?
2006年に出版された日本ではじめてのハロウィン絵本。ちびっこ魔女のビビがおばあちゃんにハロウィンの質問をする物語。子どもにも分かりやすくハロウィンの由来を説明しているので、読んでいる大人も「へぇ~」となります。
物語は結構長いので、年中、年長さん向け。かぼちゃのランタンの作り方や仮装の方法なども説明があるので、ハロウィンの準備をしたくなる工夫がされています。
これ一冊あれば十分ハロウィンについて学べます。
ハロウィンドキドキおばけの日!
上記、「ハロウィンってなぁに?」と同じくハロウィンの習慣や楽しみ方が分かる絵本。こちらの方がより子ども向けのタッチで描かれています。
「怖がり」が共通点の男の子とおばけが、一緒にいじわるなおばけをやっつけるお話。こどもにとってはこわ~いおばけとお友達になれるストーリー。ハロウィンの準備でも、お友達のおばけを一緒に作ろうと誘えば、盛り上がること間違いなしです。
おかしな?ハロウィン
訪ねてきた子どもたちに、おばあさんがお菓子を渡します。でもそのお菓子は普通じゃなくてちょっぴり変わったお菓子。さらに、このおばあさんには秘密が・・・。
リズム感があるストーリーと可愛い絵でハロウィンの楽しさを教えてくれる1冊です。
ハロウィンのランプ
ハロウィンの雰囲気を味わうにはこの1冊がおすすめ。子供たちがかぼちゃでランプを作るお話で、お家での工作意欲を高めてくれますよ!!
絵本では、本物のおばけたちのパーティーに普通の女の子が紛れ込んでしまいます。女の子はおばけに追いかけられて・・・
ドキドキワクワクするストーリーで、子どもも喜びます♪
楽しい仕掛けでハロウィンを好きになる絵本
ハッピー ハロウィン!
今日はハロウィン。とんとんとん。誰かがドアのノックしています。ページをめくると次々の可愛いおばけやドラキュラが訪ねてきてくれます。そして、最後のページには面白いしかけがあって、子どもも大喜び。
娘が小さい時に読んであげた絵本です。お化けといっても、可愛いイラストなので全く怖くありません。かぼちゃをつかってパパもおばけに変身!?
ハロウィンのかくれんぼ
人気のかくれんぼシリーズ。可愛いお化けが沢山登場するので、1歳のお子さんでも楽しくハロウィンの雰囲気を味わえます。厚めな紙質なので、少々雑に扱っても問題なし。
ハロウィンの雰囲気を味わうファーストブックにピッタリの1冊です。
ハロウィンのえほん トリックオアトリート!
4人のおばけに仮装した子どもたちが色々なおうちにご挨拶。「おかしをくれなきゃいたずらしちゃうぞ」「トリックオアトリート」と言う様子はハロウィンの文化を学ぶのに最適です。
ちなみに、「トリックオアトリート」は直訳すると「いたずらかお菓子か」という意味。お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ~というニュアンスです。英語だと意味が分からないので、きちんと意味も伝えながら読み聞かせしてあげたいですね。
くまくまくんのハロウィン
ボードブックのしかけ絵本。ページをめくる度に絵が動くしかけがあり、読み進めるのがワクワクします。くまくまくんのイラストが可愛いくて、1~2歳の子どもに最適です。
飾り付けや小物で自宅をハロウィン仕様に
絵本でハロウィンが好きになったら、ご自宅をハロウィン仕様にするのはいかがでしょうか?トリックオアトリート、かぼちゃ、お菓子など、せっかく絵本で学んだ知識を体験につなげてみるともっとハロウィンを楽しめます。
絵本のハロウィンの世界観を自宅でも
家でハロウィンを楽しむためには、雰囲気作りが大切。そこで、ハロウィン仕様に飾り付けをするのはいかがでしょうか??
工作で作る
自宅にある折り紙でかぼちゃやお化けを折ってみるのはいかがでしょうか?→こちらの動画で紹介していますよ。
また、折り紙が苦手という方は、お子さんにこうもりなどハロウィンの定番キャラクターの絵を書いてもらうのも手です。
子どもが作った工作は、部屋に飾ってあげると喜びます。
ダイソーを活用する
ダイソーでは、毎年ハロウィン関連の商品を販売しています。コスパも良く、子どもも喜ぶはずなので是非揃えてみてはいかがでしょうか??
ダイソーであれば、飾り付け用品・コスプレ衣装など様々なグッズが販売されています。時間のある時に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
絵本を上手に活用して、ハロウィンをもっと盛り上げよう
ここ数年で市民権を得たハロウィン。ニュースでもコスプレを楽しむ様子が毎年テレビで流れていますよね。ハロウィンは、お化け・お菓子・コスプレなど子どもが喜ぶ要素がいっぱいです。是非、絵本を通じてもっとハロウィンを身近に感じてみてください。
絵本で興味を持った場合は、自宅もハロウィン仕様にしてみてください。アメリカでは1か月前には自宅を飾り付けるそうです。ちょっとした工夫で安く・楽しく演出できるのでみんな一緒にハロウィンを楽しもう!!
季節・文化を感じる絵本
日本には、四季があり独自の文化が沢山あって、子どもたちにその良さをしっかり伝えていきたいですよね。絵本であれば、季節や文化を子どもたちに分かりやすく・楽しみながら伝える事ができます。