極度の偏食だった息子(3)断食の保育園生活

断食保育園

こんにちは、ちいぱぱです。

極度の偏食持ちの息子(現在小6)の成長期。12年間をギュッと凝縮したシリーズ第3弾。食べるものが極端に限られた息子がついに保育園生活スタート。

過去の話は下記をからどうぞ!!

【第1話】好き嫌いってレベルじゃないぜ

【第2話】食べ物の好き嫌いを無くすために行った対策

これまでのあらすじ

食べる事が大好きな私たち夫婦に待望の第一子誕生。夢は美味しいものを家族で食べる事だったけど、息子の極度の偏食が発覚。

様々な努力をしたけど、「〇〇が嫌い」というレベルではなく「ひじき煮しか食べない」というレベルはほとんど改善しないまま、保育園生活がスタートすることに・・・・

お子様の好き嫌いに悩んでいるパパ・ママの励みになれば!!

この記事をすすめる人

  • 子どもが偏食で悩んでいるパパ・ママ
  • 偏食の幼児さんが成長するとどうなるのかを知りたい方
  • 偏食なんて親の責任だよって思っている方

それでは、さっそくどうぞ~。

(本当は)楽しみでしかたなかった保育園

保育士の資格を持っているママは、子どもと関わる仕事をしています。保育園生活が子どもにとってどんなに楽しい場所か(もちろん、悪い部分もね)を知っているので、子どもが生まれた時から保育園に入れるのを楽しみにしていました。

【関連記事】子どもを保育園に預けるのは「かわいそう」なの?

でも、これまでご紹介してきた通り極度の偏食を持つ息子の保育園入園は、手放しに喜べるものではありませんでした。

ちゃんと、お昼ご飯は食べてくれるのか・・・

息子が食べれるメニューは出てくれるのか・・・

全く食べなかったらどうしよう・・・・

そんな悩みを抱えたまま、確か1歳半頃の秋に保育園生活がスタートしたのです。

予想通り全くご飯を口に入れない息子

祈るような気持ちで迎えた保育園1日目。

先生にも極度の偏食であることを伝えていたので、通常よりも時間をかけて慣らし保育期間を設ける事にしていたので、初日は午前中で終了。

人見知りでもあった息子は、保育園では泣いていたそうですが、慣れてくればオモチャで遊んでいたそうです。

良かった・・・・

そして、運命の2日目。この日はお昼ご飯の時間まで時間を延ばすことに。

結果

一口も食べなかった!!

まぁ、そうだよね・・・

保育園の先生からは、慣れてくれば食べるようになるでしょう・・・という感じの感想を頂きましたが、

慣れるとかの話じゃないんだよね・・・

と、(分かっていましたが)内心がっかりしました。

その後も、お昼が終わる時間までの慣らし保育を(確か1週間ほど)続けましたが、全く口にしません。かといって、いつまでも慣らし保育を続けるわけにもいないし・・・・

かといって、5時6時まで何も食べないまま保育園で過ごさせるわけにもいかない・・・

っという事で、すぐ近くに住むばぁばを頼る事になりました。

ばぁばと2人三脚で保育園を乗り切れ!!

私たちは、結婚してから結構な頻度で引っ越しをしていました。

住むところが変わると新しい発見があったり、近場に住む友達と遊んだりと2人の気楽な生活を満喫していました。

しかし、妊娠が発覚したタイミングで

共働きだし、どうしようもない時に子育てを手伝ってもらいたい

というママの意向で、実家近くに引っ越すことに。

っという事で、我が家は保育園も実家も徒歩圏内ということもあり、ばぁばの力を全面的に借りる事にしました。

ばぁばは、息子の偏食ももちろん知っていたし、息子が食べられるメニューももちろん作ることができました。だから、保育園へ早めにお迎えに行ってもらい、遅いお昼ご飯を食べさせて、6時(7時)頃まで面倒を見てもらっていました。

息子の主な一日

  • 8時頃:保育園登園
  • 12時:昼食(1口も食べない)
  • 15時:お迎え、その後ばぁば家でお昼ご飯
  • 18時~19時:ママかパパのお迎え
  • 19時30分:夕飯

ただ、この生活が成り立ったのは、ママがシフト制勤務で平日2日間は仕事をお休みにできたから。

つまり、大人3人がかりで息子の面倒を見ることに。

平日2日間:ママが仕事休み
平日3日間:保育園~ばぁばが面倒
土日:パパが面倒

正直、忙しすぎてこの頃の記憶はあまりありません(笑)

流石に息子が可哀そうと悩む日々

今では、知育パパを名乗っていますが当時は「知育」なんてどうでもよくて、ご飯を食べてくれればそれだけで満足でした。

ギリギリ生活の中でも希望を捨てることなく、食べれるものを増やす努力は続けました。保育園の給食リストと同じ食事を家でも作ったり、食べられる食事に似ている料理を作ってみたり

しかし、全く改善することはありませんでした。

1歳の子どもがお昼ご飯を断食する

親にとっては、この事実は本当に苦しい事実。間違いなく、最も苦悩したし一番つらい時期でした。

一方で、先生にも負担をかけるので、「無理に食べさせなくていい」事は伝えていました。

食べてもらおうと思って、食べないのはダメージでかいからね・・・

でも、ある日先生から赤信号が・・・

息子ちゃんが全く食べなくて困っています

ある日、先生から話があるとのことで先生と時間を持つことに。そこで、先生から言われたのが、

  • 息子ちゃんが給食を全く食べなくて困ります
  • 給食の間も泣いてばかり
  • どうすればいいか??

と、言われました。先生もお手上げという表情。

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

ママに言わせると、ここの先生はすでに匙を投げている。このまま、この保育園に預けていたら良い結果にならないかもしれない。と判断。

息子を迎えに行った時、泣いているのを放置しているのを見たのも決め手に。

(勘違いかもしれないけど)、疎まれている気がして・・・

この保育園は認証保育園で若い先生ばかり。認可保育園なら経験豊かな先生方も沢山いるので、そちらのほうが可能性があるかも。

食べなくてもいい、寄り添ってくれる先生がいる保育園がいい。と(勝手かもしれない)希望を持って、認可保育園に転園する道を探りました。

っということで、転園活動も上手くいき4月からは新しい保育園での生活がスタートすることになりました。

続く

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  • この記事を書いた人

ちいパパ

パパが知育に目覚めた!?
現在2児のパパ。息子の中学受験をきっかけに娘の知育に興味を持ち、家庭知育に取り組む。娘のために作った無料知育プリント【リピプリ】を公開中。

詳しいプロフィール << 子どもの可能性を広げるために、パパ・ママが出来る事

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