クリスマスは日本でもすっかり特別な日になりました。信仰とは無関係でも、子供にはクリスマスを指折り待ったり、楽しみにすることを教えたいですね。
クリスマスを楽しみに待って、プレゼントを貰った子供は、やがて自分がプレゼントすることを考えるようになります。
心が温まるような絵本や、クリスマスらしい楽しいしかけ絵本は、小さな子どもへのクリスマスプレゼントにもぴったりです。是非、参考にしてみてください。
クリスマスに読み聞かせしたい絵本10冊
しかけえほん クリスマスって なあに
クリスマスの本当の意味を教えてあげられるクリスマス絵本。
クリスマスの雰囲気だけではなく、クリスマスがどんな日なのか?を知っておくのは、知育の観点からも重要ですよね。
子どもにも分かるように、イエス・キリストの誕生の物語を優しく教えてくれます。
360°BOOK 雪降る森
新しい形の絵本です。1ページづつ開くのではなく360°開く絵本で、ジオラマが展開されます。
真っ白なページが雪の世界を美しく表現してくれています。
ホワイトクリスマス (とびだししかけえほん)
ページをめくる度に、銀世界が飛び出すしかけ絵本。
雪を知らない子どもも雪の世界をイメージできちゃいます。幼い子どもがいる夫婦がクリスマスプレゼントを抱えて家に帰るストーリーです。
ノンタン サンタクロースだよ
空いっぱいに飛びかういろんなサンタクロースたち。ノンタンは、ねこのサンタに、プレゼントをたのみたいのですが会えません…。
ノンタンはわかりやすくてかわいいので、子供たちも大好きなキャラクターです。
いろんな動物のサンタクロースがいるという発想が面白いですね。いろんなサンタクロースを探しに行きたくなります。
まどからのおくりもの
サンタクロースがみんなのうちの窓から贈り物を届けますが、なんだか変…?
五味太郎さんの仕掛け絵本です。窓の外からの様子と中の様子が違うことがわかるようになっています。
視点が違うと物の見え方が違う。という事をさり気なく気づかせてくれます。
絵がカラフルでキレイなのは流石。ストーリーが理解できない小さな子供でも喜びます。
何度でも繰り返して読んであげたい絵本です。
ピヨピヨメリークリスマス
ヒヨコの兄弟たちの待ちに待ったクリスマス。飾りつけをしたり、おいしいご馳走を食べたりと楽しく過ごします。
ヒヨコたちはサンタクロースが来てくれるか、心配でたまりません。ヒヨコたちはサンタクロースにお願いして、ベットに入ります。朝起きてみると…
「ノラネコぐんだん」シリーズなどを描いている工藤ノリコさんのピヨピヨシリーズです。かわいらしい絵とほのぼのとしたストーリーで、子供にクリスマスを教えるのにピッタリです。
クリスマスを指折り数えて、楽しみに待つことが伝わる絵本です。
ぐりとぐらのおきゃくさま
森の中で雪合戦をしていたぐりとぐらが大きな足跡を見つけます。足跡をたどっていくと、自分たちの家に着きます。お客様の正体は…
「ぐりとぐら」のシリーズで、クリスマスっぽくないタイトルですが、読んでみるとクリスマス向けの絵本であることがわかります。子供と一緒に「お客様は誰だろう?」とドキドキを味わってください。
最後はやっぱりおいしそうなので、お腹が空いてきます。
めがねうさぎのクリスマスったらクリスマス
うさこはクリスマスが大好きです。ご馳走を食べてご機嫌でベットに入ります。「サンタさん早く来ないかなぁ。」
一方、サンタさんはくまさんの家で、こぐまのためのグーグージュースをうっかり飲んでしまい、ぐっすり眠ってしまいました。
さぁ、大変!プレゼントは誰が配るの…?
せなけいこさんの「めがねうさぎ」シリーズです。うさことおばけが大活躍しますが、オチがちゃんとあって、大人もクスッと笑ってしまいます。
「クリスマスったらクリスマス♪」とうさこが歌っているところは、自由なフシでいいので、歌いながら読んであげてください。子供もマネして歌うようになります。
せなけいこさんの絵本は、布や紙をちぎった貼り絵なので、どこか懐かしさを感じる絵本です。読んであげても読んでもらっても、ほっこりしますよ。
サンタさんのいたずらっこリスト
サンタさんのいたずらっこリストに名前がのっている子ども達には、クリスマスプレゼントが届かないんだって。さぁ大変!なんとかいたずらっこリストから名前をはずしてもらおうと子供たちは大奮闘します。
「いい子にしないとサンタクロースが来ない」と言いますが、なんで来ないのかが書いてある絵本です。
リアリティがあるので、どうしたらクリスマスにプレゼントがもらえるのか、子供も一緒に考えられます。クリスマスが近づいたら、何度でも読んであげたくなる絵本です。
よるくま クリスマスのまえのよる
あしたは楽しいクリスマス。
でも、ぼくは心配でねむれない。
だって、サンタさんは「いいこ」にしか来ないから。ぼくは……
ちょっぴり不安な夜を過ごすぼくのところにやってきたのは、「よるくま」
ぼくの可愛いともだち。だけど、よるくまはサンタさんを知らないって言うのです。
そこで、ぼくはよるくまにサンタさんのかわりになることを思いつきます。
優しくて繊細なぼくとよるくまの心の交流と、美しいクリスマスの風景が描かれていて、しあわせな気分になります。ちょっとドキッとする大人もいます。
クリスマスはプレゼントをもらうだけではないことが、じっくりあとから伝わる絵本です。
クリスマス絵本の選び方
クリスマス絵本も子どもの月齢や年齢に合わせて選ぶことが大切。
ここで紹介した絵本以外にも沢山のクリスマス絵本があるので、ご自身で選ぶ際のポイントを簡単にご紹介します。
保育士のママの意見を参考にしています
- 0歳向けのクリスマス絵本:「色やかたちのはっきりとした絵本」「手で触って楽しめる絵本」
- 1歳向け絵本:「身近なものが出てくる絵本」「自分で触る・引っ張る・叩くという動作ができる絵本」
- 2歳向け絵本:「分かりやすいストーリーのある絵本」「ことばの響きがよく、リズムが楽しめる絵本」
- 3歳向け絵本:「友だちとのやりとりやルールについて描いた絵本」「ことば・数などの関心に応える絵本」
年齢別おすすめ絵本
→ 0歳児向けおすすめ絵本
→ 1歳児向けおすすめ絵本
→ 2歳児向けおすすめ絵本
→ 3歳児向けおすすめ絵本
保育士のママと一緒に選びました♪年齢はあくまで目安なので、気になる絵本はどんどん読み聞かせをしてあげてください。
もっとクリスマスを気分を味わう
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
見た目が怖いお化けが出てくるので、子どもに見せても大丈夫??
と思うかもしれませんが、ストーリーはほのぼのとした結末のハッピーエンド作品です。
ガイコツ男やゾンビ女などが出てきますが、子どもは怖いもの見たさがあるのできっと喜んでくれるはず。
ナイトメアー・ビフォア・クリスマスは「U‐next」お試し期間を利用して無料で見ることができます。
ナイトメアー・ビフォア・クリスマスを無料で見るドラマ「大草原の小さな家」
テレビドラマにもなった「大草原の小さな家」シリーズはアメリカ開拓時代のお話です。クリスマスのシーンも何度も出てきます。
信仰に基づいた習慣ですが、ローラたちは子供らしく自然にクリスマスを指折り数え、サンタクロースを待ち焦がれます。
ある時は、雪が降らず雨ばかりだったので、お父さんの友達がサンタクロースからプレゼントを預かってくれます。
ある時は、教会で他の子供たちが着られなくなった服などが贈られます。
サンタクロースはどんな人なのか、クリスマスはプレゼントを貰うだけではないことがじんわり伝わります。
パパ・ママ世代は昔見たという方も多いはず。子どもと一緒に見てはいかがでしょうか?
大草原の小さな家は現在Huluでお試しで2週間無料で見ることができます。
Hulu(フールー) 【お試し無料】クリスマスにおすすめの絵本・まとめ
クリスマスは日本でも特別な日になりました。子供たちにもクリスマスを指折り数える楽しみ、いい子にしているとサンタクロースからプレゼントを貰えることなどを教えたいですね。
夢見ることやサンタクロースについて思いめぐらせることで、想像力が育まれ、やがて、自分もサンタクロースになれることに気が付きます。
クリスマスが近づいたら、何度も繰り返し読んであげましょう。大人も気が付くことがありますよ。
季節・文化を感じる絵本
日本には、四季があり独自の文化が沢山あって、子どもたちにその良さをしっかり伝えていきたいですよね。絵本であれば、季節や文化を子どもたちに分かりやすく・楽しみながら伝える事ができます。